こんにちは、漫画家・イラストレーターの漣ミサです。
今回はワコムプロペン用「木製グリップ」のレポートを書きます。
プロペン2用の「木製グリップ」を買いました
今回は葉車堂さんで購入したWacom Cintiq Pro 24用のプロペン2(Wacom Pro Pen 2/KP504E)の、プロペン2用の木製グリップの使用感をご紹介します。
木製グリップは以前はWacom公式商品もあったようですが、現在購入できるのは個人製作の商品だけのようです。
ラバーグリップの劣化と交換
Wacomの液タブ用のプロペンはほぼ毎日仕事で使っているのですが、ある日、以前使っていたプロペンを出したらラバーグリップが劣化してベタつくようになっていることに気づきました。
交換用のラバーグリップも販売されていますが、現在は標準ペン用(KP-501E)しかないようです。(カスタマーレビューでプロペン2に使用している方の投稿も見かけましたのでご参考までに)
木製グリップの使い心地
スイッチ穴のある木製グリップはスイッチ周りの銀のパーツを外して使います。
銀のパーツは薄くて壊れやすいので取り外す際は気を付けてください。
使い心地については、良い点も悪い点もありました。
良い点
- 手触りがさらっとしていてラバーグリップのベタつきがない
- とても軽い ※純正品より40%ほど軽量化されているそうです
- 見た目が綺麗でなんとなく良い気持ちになる
悪い点
- ゴムの弾力と摩擦がないので滑りやすい
- 滑らないように手に力が入るので疲れやすい感じがする
メリットは多いのですが、個人的には滑り止めの必要性を感じたので、木製グリップの手触りをなるべく変えずにカスタムする方法を考えました。
滑り止めカスタム
キーボード用に購入していた「静音化リング」をつけてみました。
リングはペンの軸より小さく見えますが、シリコン製で引っ張ると伸びるので簡単に付け外しができます。
「スノーボードのバインディングビス用ゆるみ止め」もブラックでほぼ同じ大きさなので試しましたが、静音化リングより1mmほど太くてやや伸びにくいものの丈夫な感じがします。
カスタムの効果
私は試しにペン先の握る部分に静音リングを2つ、中央にブラックのリングをはめましたが、指先と親指の付け根にリングが引っかかることで、カスタム前より格段に指が滑るストレスがなくなりました。
ペンを持つ癖に合わせてリングの位置や数を調整してもいいかもしれません。
1週間使用してみても特にリングが劣化している様子はありませんが、
セットでたくさん入っているので気軽に交換できてよいかなと思います。
今後も何か発見があれば追記していきたいと思います。
それではまた!